マレーシアから海外永住 花びら餅とエロスと編集 Written by Miho Kanai

学習レポート (4) 混沌のなかより秩序への道開く【6か月で中国語チャレンジ】

BOOKS Chinese

中国語学習者「『6か月で中国語チャレンジ!』第3週目にして中国語文法への扉が開き、衝撃の連続!ブンポウ リカイ ダイジ」

本記事は、『6か月で中国語チャレンジ!』第3週目の学習レポートです。

ここまでの2週間は文法書そっちのけで、HSK3級の公式過去問集の問題文をベースに単語の拼音と意味を調べながら、「ふーん、中国語ではこんな風に言うんだねー」と傍観してきました。

でも、さすがにそろそろ基本文法を理解していかないと文全体の意味理解が追いつかない。手元にある『新ゼロからスタート中国語 文法編』ではカバーしきれない部分が多く、どうしようかと思案していたときに神、降臨。

第3週目の学習模様を簡単に振り返るとともに、フォロワーさんからすすめられた初級者向け文法書を追加で1冊ご紹介します。

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本記事の内容

  • 【計画】混沌のなかより秩序への道開く
  • 【実行】溶けるギモン、つながるシナプス
  • 【検証】基本文法を実装してレベルアップ

【計画】混沌のなかより秩序への道開く

ここまでの学習方法を振り返ると、次のとおりでした。

第1週目の学習方法

  • 『中国語検定HSK3級 公式過去問集2021年度版』に出てくる問題文+日本語訳をノートに書き写す
  • オーディオを聞いて拼音の当たりをつける
  • 拼音をもとに単語帳で意味を調べる

第2週目の学習方法

  • 『中国語検定HSK3級 公式過去問集2021年度版』に出てくる問題文をノートに書き写す日本語訳は見ない
  • オーディオを聞いて拼音の当たりをつける
  • 拼音をもとに単語帳で意味を調べる
  • 日本語訳を推理してみる

ベースとなる問題集を1冊決めて、そこからボキャビルと文法理解を深めていく戦略です。

ここまでに書き写した問題文は25題。1題1文とはかぎらないので、そこそこの分量がありました。学習のポイントは、わからなくていいから「とにかく中国語に当たってみる」こと。

単語を知らない。文法書も開いてない。いきなりゼロ装備でHSK3級レベルの問題文に当たるわけですから、ものの見事に撃沈しまくり。大量のクエスチョンマークを抱えて、スゴスゴと帰宅の途につくのが日課でした。

でもね、それでいいんです。だって、まずは中国語がどんな言葉なのか、ありのままを肌で感じたかったから。

この2週間、そりゃあもう、た〜くさんのギモンが身の内からあふれ出しましたよ。とくに「主語ドコ問題」。中国語は主語を省略しないはずなのに、どこをどう見てもあるべき場所に主語がない。たとえば次のツイートをご覧ください。

「还没有习惯」の部分には主語が含まれていません。主語はカンマの前に登場する大熊猫(ジャイアントパンダ)でした。こういう文法的に「主語が足りない」感覚をいたるところで感じるのです。

「名詞なの? 動詞なの? どっちなの問題」もしょっちゅうです。上のツイートにもあるように、「习惯」を単語帳で調べると、動詞の「慣れる」と名詞の「習慣」という意味が併記されています。でも、どっちも同じカタチ(漢字)だから、どっちかわからない。

第2週目で「日本語訳の推理チャレンジ」なんてやってはみたけど、ひとつひとつの単語の意味を調べて並べて眺めてみても、単語の羅列から全体の文意を汲みとるのは至難の業。なんとなく想像がつくものもあるけれど、やっぱり文法的理解は必要だなと実感しました。

そんなときにブヒ子から1通のメッセージが!

ネ申ですか?

【実行】溶けるギモン、つながるシナプス

さっそく『つながる中国語文法』を読んでみました。

すると、この2週間で感じていた中国語に関するギモンのあれこれが解き明かされていくではありませんか!

たとえば、品詞問題。中国語には、名詞/動詞の形式的な区別はないそうです。そりゃ、そうだよね。漢字は変形できないもんね。だから文型によって名詞になったり動詞になったりする。

(そうか、文型によって判断すればいいのかー!)

それから、主語ドコ問題。英語の感覚からすると、「主語のカタチをなしてない」ような気がするのがけっこう多い。英語に比べて中国語のほうがより柔軟で自由な感じがします。

(それもそのはず。どうやら中国語の主語部分は「魔法の箱」らしいのです!)

中国語の主語部分は英語よりもむしろ日本語に近い感覚があります。英語のように動名詞の形にしなくてもいいし(そもそも漢字だから形を変えようがないけど)、英語の感覚では「中途半端な形」であったとしても主語部分になりえたりします。そういうところは実に日本語の感覚に近い!

(日本語的な語順で中国語を話しても案外通じるんじゃないかな? 知らんけど。)

『つながる中国語文法』の特長

本書の特長は、各論に入る前に中国語文法の全体像を見せてくれる点にあります。

表紙に描かれているとおり、中国語の全体像がマインドマップの要領でシンプル化されて示されているので、頭のなかの整理がしやすく、思い出しやすいんですね。

「中国語の基本的な骨組みは『主語部分+述語部分』で構成されるんだな。」「述語部分には、名詞文・形容詞文・動詞文の3パターンがあるんだな。」「主語部分には名詞が入るとはかぎらないんだな。」とざっくり全体を理解しておくことで、各論でより詳しく文法を勉強するときに頭に入りやすいと感じました。

いや〜、よい文法書を教えてもらいました!

【検証】基本文法を実装してレベルアップ

ここからの学習方法のベースはこれまでと同様に過去問集としながらも、基本文法の全体像を体系的に学ぶことで文章全体の意味を捉える精度が高まるかどうかをみていくことにします。

日本語訳については、文法的理解のスピードアップ&時短のために先に目を通すことにします。

第3週目の学習方法

  • 『中国語検定HSK3級 公式過去問集2021年度版』に出てくる問題文+日本語訳をノートに書き写す
  • オーディオを聞いて拼音の当たりをつける
  • 拼音をもとに単語帳で意味を調べる
  • 基本文法の学びをベースに文意全体を正確に捉える訓練をする

今週は遊びすぎて学習時間が十分に取れていないのですが、ここからまたエンジンかけて頑張っていきまーす!

まとめ

最初の2週間はあえて知識ゼロで中国語にドボーンと飛びこんでみたことで、偏見を持たずに「なんか中国語ってこうなのかな?」というありのままの中国語の感覚をつかむことができました。

すでに英語を長年勉強してきたわたしたちにとって、ほかの外国語を学ぶときについ英語と比べてしまうのはしかたないかもしれません。

「英語の構文はこうなのに」「英語と違って中国語の文法ってわかりにくいな」と感じてしまうことが中国語学習の妨げになるなら、最初は文法からいきなり入らずに、中国映画の視聴や模範的な問題文から入ってみるのもアリだと思います。カオスですけどね。

でも、カオスのなかから秩序立ったものを感じ取れたらしめたもの。文法書で裏が取れれば、記憶への定着度はグンと高まります。

それではまた、次回の第4週目学習レポートを楽しみにしていてください!

中国語学習の模様をツイッターで実況中継してますので、ぜひわたしのツイッター(@miho_coach24)をフォローしてくださいね。またのお越しをお待ちしております。

再见!

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