【体験談】カードが不正利用されたときの顛末と対処法【マレーシア】
マレーシア在住者「スタチャーのカードが不正利用されました!」
前回のブログの最後でちらっと書きましたが、ATMからキャッシュの引き出しができなくなりました。
「Maybank(メイバンク)のデビットカードでオンライン決済ができない問題」が解決した途端、今度は「Standard Chartered(スタンダードチャータード)の口座から引き出しができない問題」が勃発。
2022年は身体の不調や銀行系トラブルなどに彩られてにぎやかです。
本記事では、カード不正利用の事の顛末と対処法をシェアします。
みなさんが本記事を参考にする日が永遠に来ないことを心よりお祈り申し上げます。
前回のブログ
Maybank(メイバンク)デビットカードの取引限度額を変更しよう【マレーシア】
Maybank(メイバンク)デビットカードのActivate(アクティベート)方法【マレーシア】
本記事の内容
- 【発端】ATMで引き出しできない!
- 【背景】不正利用でカードブロック
- 【解決】カード再発行しか道はなし
【発端】ATMで引き出しできない!
TRANSACTION REJECTED.
想定外の事態が、ある日突然「ドーン」と自分の身の上に降ってくることって、ほんとうにあるんだな。
界隈では「マレーシアのATMはカードを食うことがある」とは聞いていたので、毎回おそるおそるキャッシュを引き出していたんだけど、まさか取引自体を拒否される日が来ようとは思いもしませんでした。
キャッシュの代わりに吐き出される「TRANSACTION REJECTED」と書かれたレシートをしばらく眺め、なにかの間違いかもしれない、と一縷の望みをかけてもう一度試してみます。
でも結果は同じ。一枚の紙切れがそっけなく吐き出されてくるだけ。
「なにをやってもムダだよ」と冷たく突き放されたような気がして、その日はしょんぼりと帰宅しました。
次の日、別のショッピングモールのATMなら大丈夫だろうと、さほど心配もせずに出かけていきましたが、やはりキャッシュの引き出しができません。
TRANSACTION REJECTED.
変わらぬ冷然とした態度に、捨てられた子犬のような気持ちになってすごすごと家に帰ってきました。
ここにきてようやく事態の深刻さに身が震えます。
【背景】不正利用でカードブロック
今回ATMでキャッシュの引き出しができなくなったのは、マレーシアの銀行、Standard Chartered(スタンダードチャータード、略して「スタチャー」)のデビットカードです。
折しもMacBookを購入した直後のこと。もうひとつの銀行口座であるMaybank(メイバンク)には400リンギットの残高しかありません。日本円にすると、1万円ちょっとくらいです。
お給料日はまだまだ先。半月以上も400リンギットの残高で生き延びられるだろうか……。
よくなった胃がまたキリキリと痛んでくるようです。
スタチャーにチャットで相談
Maybankはそこら中にブランチがあるので、困ったときにすぐに駆け込むことができますが、スタチャーはブランチが少ないんですよね。どこにあるのかすら知りません。
でも、スタチャーはアプリやウェブサイトからチャットができることを知っていたので、早速コンタクトを取ってみます。
https://www.sc.com/my/
チャットからメッセージを送信するも、「混み合ってるから、待て」の表示にヤキモキしながら待ってみます。気を抜くとタイムアウトでいつの間にかログアウトになり、その度にイライラがつのります。
でもね、驚いたことに、スタチャーのチャットはいったんログアウトしても、前に送信したメッセージの履歴が残ってるんですよ。これは良い。最初から会話をやり直す必要がありませんからね。
しかも、しばらく放置してからログインしてみると、ちゃんと返事が来てる!
さらに返信をして放置し、しばらくしてからログインすると、返事が来ているということを何度か繰り返して、ようやく事の次第が明らかになりました。
不正利用でカードブロック
「不正利用の可能性があったので、カードがブロックされておる。」
はいぃ?(杉下右京風に)
「2022年3月30日にRM1,933.91の取引があるんだけど、この取引はgenuineなの?」
不思議なことを聞かれました。そんな取引をした覚えはありません。
念のため家計簿をチェックしてみます。やはりそんな記録はどこにも見当たりません。
(ボケるにはまだ若いと思うんだけどな。)
うーーーん。
しばらく考えてみたけれど、わからない。
(新しいMacBookは買ったけど、そんなにかわいい値段じゃなかったしなー。)
「そんな取引はしてないと思う。」
まさか、最近マレーシア界隈を騒がせている不正利用か?!
かすかな記憶がよみがえり、急いでSMSをさかのぼると、次のような通知が来ていました。
なんのことかわからなくて、スルーしちゃってました。背筋に冷たい水を浴びたように心臓がきゅっとなります。
と同時に、「スタチャーよ、よくやった!」と感謝と安堵の気持ちもじわじわと湧き上がってきます。
キャッシュの引き出しができずに困ってはいるけど、見も知らぬヤツにくれてやる金はない。ブロックしてくれて正解です。
事情がわかって、とりあえずホッとしました。
【解決】カード再発行しか道はなし
「不正利用であることは判明したから、カードを使える状態に戻してちょうだい。」
スタチャーの強固なセキュリティによって不正利用はブロックされ、無事に回避できたんだからカードはまた元どおりになるかと言うと、
「そうはいかぬ。」
そりゃ、そうだよね。不正利用されたカードだもんね。再発行ですよね。泣
もしかしたら警告メッセージが届いたときにすぐにスタチャーに連絡していたら、カードは有効なままにできたのかしら。いまとなってはわかりません。
対処法
担当者から次のような内容の指示が届きました。
- (1) カード自体は使えないが、オンラインで他銀行への送金は可能。資金移動して別の銀行のカードでお金を引き出したまえ。
- (2) 不正取引があったので、カードの再発行をしなければならぬ。
- (3) カード再発行はオンラインで依頼するか、急いでおるならKLのメイン店舗またはPublicaのブランチに出頭したまえ。
Maybankに送金できたし、Grabにトップアップもできたので、生活費に困る事態は避けられそうです。
とりあえず、よかった。
まとめ
教訓「たかがSMS。されどSMS。」
SMS通知はちゃんと確認しましょう。
スタチャーのデビットカードが不正利用されたときの対処法
- オンラインで他銀行への送金は可能です。キャッシュが必要な場合は、資金移動をして別の銀行のカードで引き出せます。
- 不正取引によりカードの再発行が必要な場合、①オンラインで依頼するか、急ぎの場合は②KLのメイン店舗またはPublicaのブランチに出頭して再発行してもらうことができます。
今回はわたしの体験談をシェアしました。
ケースバイケースで対処法が異なる可能性がありますので、疑わしい通知が来たら、まずは銀行に直接コンタクトしてみてくださいね。
放置はいけません……。
最後に、マレーシア在住の日本人のみなさまへ。
前回のブログの最後にも書きましたが、銀行口座は2つ以上開設しておくのが安全かと思います。
もし銀行口座がひとつしかないという場合は、数週間分の生活費程度のキャッシュをお手元に用意しておくことを心からおすすめします。
前回のブログ
Maybank(メイバンク)デビットカードの取引限度額を変更しよう【マレーシア】
Maybank(メイバンク)デビットカードのActivate(アクティベート)方法【マレーシア】