マレーシアから海外永住 花びら餅とエロスと編集 Written by Miho Kanai

ローカルスーパーGiant通信vol.1 ヤクルト【マレーシア】

Life Malaysia

マレーシアに興味のある人「マレーシアのスーパーではどんな商品が売られているか見てみたい!」

こんにちは。Mihoです。

海外のスーパーではどんな商品が売られているか気になりませんか?

ツイッターでよく「#ローカルスーパーGiant通信」とハッシュタグをつけて投稿してきましたが、ブログにも記録として残していこうかなと思いついたのでまとめていきます。

Giant Hypermarketは、1944年創業のマレーシアを代表する老舗大型スーパーマーケットです。マレーシアのほか、シンガポールにもあるようですね。

うちの近所の店舗は、これまで売り場面積が広い割には商品の品揃えがイマイチでした。ところが、なにを思ったかロックダウンのさなかにいきなり売り場レイアウトの大変革をはじめ、テレビやレンジなどの家電を取り扱うようになり、日本ブランドまでお目見えするようになりました。

なんで急にやる気になったのかは不明です。おかげで最近はスーパーの店内を歩き回るのが楽しくなりました。

これからゆる〜くマレーシアのローカルスーパー「Giant」を紹介していきますので、マレーシア生活を妄想しながらお楽しみください。

※お断り
ゆる〜く商品紹介をしていこうと思ったのに、全然ゆるくない内容になってしまったことを最初にお断りしておきます。

本記事の内容

  • Yakult(ヤクルト)

ヤクルト

ブログ版『ローカルスーパーGiant通信』の初回は、子どもの頃によく飲んでいた思い出の『ヤクルト』を取り上げます。ローカルスーパーで見つけたときには懐かしさでちょっと感激しちゃいました。

ヤクルトの海外進出

マレーシアで日本食が手に入る「Village Grocer」や「AEON」ならいざしらず、超ローカルスーパーの「Giant」にヤクルトが置いてあるなんて。ヤクルトはどこまで海外進出してるんでしょう。

ヤクルトのホームページを見てみると、すでに世界中に進出していることがわかりました。まさに「世界のヤクルト」です!
>>株式会社ヤクルト本社ホームページ「世界のヤクルト」はこちら


出所:株式会社ヤクルト本社 会社概要2021-2022

中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、フィリピンなどのアジア圏やオセアニア地域、ヨーロッパ地域、アラブ首長国連邦やオマーン、クウェートなどの中東地域、ブラジル、メキシコ、ウルグアイなどのアメリカ大陸も当然のごとく制覇ずみ。マルタにもありますね。

ちょっとヤクルトさん、アタシを雇ってもらえないですかね。どこの地域に飛ばされても文句は言いませんので!

ヤクルトの競合

ヤクルトがマレーシアに上陸したのは「2004年」。同社の初海外進出が「1964年」(台湾)だったことを考えるとかなり遅い。もうその頃には競合他社がマレーシアの乳製品飲料市場を押さえていて時すでに遅し。

競合他社は、Malaysia Milk SDN BHD(マレーシアミルク)で、商品はヤクルトにそっくりな「Vitagen(バイタジェン)」です。発売年は「1977年」なので、マレーシアミルクに先行者利益をガッツリ持っていかれた感じですね。両商品の売り場を見てもらえれば、どれだけ差があるかが一目瞭然です。

ヤクルトの売り場写真がこちら↓

Vitagen(バイタジェン)の売り場写真がこちら↓

売り場面積の違いが、積み上げた歴史の違いか…。

マレーシアヤクルトがなぜ海外進出で後発組となり、競合他社に先行優位性を譲り渡す結果になってしまったのか。マレーシア市場でなぜ模倣品に勝つことができず苦戦を強いられているのか。興味深い論文を見つけたので、参考に次の資料を置いておきます。マーケティング分析されていておもしろかったです。

>>商大ビジネスレビュー第4巻第3号『なぜ日本の製品が新興国市場の模倣品に勝てないのか』(佐藤翔氏)

マレーシア保健省認定のプロバイオティクス飲料

マレーシア生活情報サイトMTOWNLIFE.myの2020年11月10日付の記事を拝読すると、ヤクルトが数少ないマレーシア政府認定の優れたプロバイオティクス飲料であることがわかります。

ヤクルトは、食品の安全品質管理を担うマレーシア保健省から正式に認定されたプロバイオティクス飲料であり、同記事執筆時点で認定を受けていたプロバイオティクス飲料はヤクルトを含めてたったの2社だとか。その他多くのマレーシア国内で販売されている乳酸菌飲料は認定を受けていません。

プロバイオティクス飲料としての認定があるかどうかなんて、ハラル認証があるかどうかほどは気にされないのかもしれませんね。安くておいしくて、そこそこ健康に良い商品なら文句はありませんもんね。

日本ブランドはマレーシア市場に受け入れられるか

2020年11月10日付のマレーシア生活情報サイト MTOWNLIFE.myの記事には、次のような記述もありました。マレーシア市場に進出するうえで重要なポイントかなと思うので触れておきます。

マレー系市場というブルーオーシャンに飛び込むために、まずは「ハラル」の認定を取得し、国内工場で製造していて安心なことを広く伝えるために、「日本生まれ」のイメージを消していきました。

イスラムの国で食品を取り扱ううえでの最重要事項は「ハラル認証」があるかどうか。国民の約7割を占めるマレー系の人たちを攻略するには欠かせないポイントです。そのために「日本生まれ」のイメージを前面に押しだすことはしなかったと記事では書かれています。

「日本ブランド」であることは競争優位になることはあっても、それがマイナスに作用するとは思いもしませんでした。海外進出するうえでは「日本生まれ」「日本ブランド」ともてはやされることにあぐらをかかず、「日本」を冠することが現地の人たちにどのような印象をもたらすかは慎重に吟味する必要があるんですね。

ヤクルトの商品は2種類

ヤクルト商品は通常商品と糖分ひかえめの2種類。一方、競合商品のVitagen(バイタジェン)には、LB、オレンジ、アップル、グレープの4種類のフレーバーがあるみたい。「LB」ってなんやろ…。

でもヤクルトは味の種類で勝負してないもんね。品質勝負だもんね。ヤクルトには「300億以上の乳酸菌シロタ株」が含まれていて、品質では競合商品を圧倒しています!

マレーシアヤクルトのパッケージがこちら↓

裏面はこんな感じ↓

小さな字で読みにくいですが、下の写真の成分表示の右欄に「Jumlah gula」とマレー語で書いてあります。英語に翻訳すると「the amount of sugar」となるので、これが「糖分」ですね。

赤いパッケージのほうは「11.2g」、青いパッケージのほうは「6.8g」とあるので、青いほうが糖分ひかえめ。次からは青いほうを買おう。

ひとつ気になるのは、赤いほうには「Vitamin D」の表示があって、青いほうにはないこと。単に書いてないだけなのかどうなのか。成分表示が統一されていないのも気になるところ。でもマレーシアだから期待はするまい。

まとめ

普通にローカルスーパーGiantの商品紹介をしようと思っていたのに、なんでこんなレポートみたいなブログになってるんだ。

読み返せば、しょっぱなでヤクルトの海外進出に興味をもったところから脱線しはじめてる。つまり、それは取りも直さず、脱線がすべてのはじまりであって、最初から脱線していたならそもそも脱線であるとは言えず、脱線でないなら脱線していないのと同じことであるから堂々とブログに載せればいいのではないか。

一生懸命に言い訳を考えたけど、良い案が思い浮かばなかったので、そのまま投稿しちゃいます。

とりあえずわかったのは、日本ヤクルトの品質の高さとマレーシアでは競合相手に苦戦していること。

あなたもヤクルトのマレーシア君臨に一役買いませんか?