マレーシアから海外永住 花びら餅とエロスと編集 Written by Miho Kanai

【マレーシアの病院】胃炎で通院したらいくらかかる?【全額自費】

Life Malaysia

マレーシア在住者「マレーシアで通院したら、いったいいくらかかるの?!」

マレーシアで医者にかかったら、いったいいくらかかるのか?

気になりませんか?

症状や病院、薬の種類、治療方法、治療期間によって診療費は変わるので、一概に「診療費はこれだけ必要です」とは言えません。

それでも「目安でいいから情報をくれ!」という、石橋を叩いて結局渡らないような心配性の人のために私の体験談と診療代を一挙大公開します。

参考程度にお読みいただければと思います。

本記事の内容

  • 【症状】吐き気で目覚めて、嘔吐
  • 【病院】LINEでひばりクリニックにSOS
  • 【通院】治療が長引き、診療代に泣く

【症状】吐き気で目覚めて、嘔吐

2022年3月8日火曜日、早朝6時。吐き気で目が覚めてトイレに駆け込んだ。

オェェェェェ。

前日に食べたものが一部未消化のまま腹のなかから慎みの一かけらもなしに押しだされてきた。

嘔吐がいかにツラいかは体験してみないとわからないだろう。自然の理と重力に逆らい、腹の底からドロドロとした臭い汚物があろうことか口から出てくるのだ。しかも吐いている最中はいっさいの息つぎが許されない。ノンブレスで吐ききらなければならないのだ。

もう、やめてくれ。

拷問される囚人のごとく心のなかで泣き叫び涙を流しながら容赦なく襲いかかる吐き気とトイレで格闘すること15分。腹のものがあらかた出尽くしてしまえば、嘔吐はいったんおさまった。

そのままベッドに倒れ込む。これはいったいなんの症状なのかと頭のなかをさまざまな疑念が渦巻いた。

折しも世間はいまだ新型コロナウイルスが大流行中だ。My Sejahteraアプリが「Fully Vaccinated」の折り紙付きでもコロナに罹患しないとはかぎらない。

まさか……。

心配になってきたと同時に体温も上昇してきたように感じる。

病院に行くべきかどうか迷いながらベッドでゴロゴロしていると、朝10時、もう一度嘔吐の波がやって来た。

もはや水分しか出てこないが、呼吸困難に陥りながらもなんとか腹のなかが空っぽになるまで出しきって決断した。病院に行こう。

【病院】LINEでひばりクリニックにSOS

マレーシア在住日本人の強い味方と言えば、ひばりクリニックですよね。知らんけど。

日本人スタッフのほかに日本語堪能なマレー人スタッフがいるので、いつも通訳についてくれてとっても助かります。だって先生の口から専門用語が飛びだしでもしたら理解できないもんね。簡単な英単語とジェスチャーで乗り越えるには少々リスキーな場面だと言える。

ということで、かなり高確率でマレー語オンリーの可能性のある近所の病院はやめて、ひばりクリニックにLINEをした。

早朝ヨリ嘔吐。ヘルプミー。

急な連絡にもかかわらず、すぐに来てくれるなら診察するとの返事。パジャマを脱ぎ捨て、顔を洗い、服を着替えて化粧もそこそこにGrabを呼んで、Citta Mallの分院にバビュンと行ってきました。

マレーシアの住宅街にはスピード抑制のために道路上に盛り上がったボンゴルがいたるところに設置されている。そこを通るたびに私の腹の底からもナニかが盛り上がってきそうでヒヤヒヤしながらひたすら窓の外の景色で気をまぎらわしながらの道中だった。

Citta Mallの正面エントランスで車を降り、右手にあるエスカレーターへと早足に向かい、地階にあるひばりクリニックのチッタモール分院をめざす。

入口で熱を測り、36.6度の表示にひとまず安堵しながらドアを開けると、そこは吐き気も吹っ飛ぶような極寒の地でした。

【通院】治療が長引き、診療代に泣く

結局のところ、発熱してないし胃炎だろうと診断されました。たしかに処方された胃薬を飲んだら吐き気はおさまり、翌日には胃痛も解消されました。発熱もなし。

処方されたお薬と費用は次のとおりです。

2022年3月8日(1回目)RM293.20

  • 消化管運動を改善し吐き気を抑える錠剤(5日分)
  • 飲み過ぎ・食べ過ぎ、胸やけ、胃もたれなどの胃部不快感を改善するシロップ(1瓶)
  • 整腸剤(5日分)

シロップは次のツイートにアップした写真のものです。白いドロっとした液体でミント味。

2022年3月11日(2回目)RM224.50

  • 胃酸の分泌を抑える錠剤(7日分)
  • 慢性胃炎の消化器症状(腹部膨満感や胸やけ、嘔吐など)を改善する錠剤(7日分)

2022年3月16日(3回目)RM224.50

  • 胃酸の分泌を抑える錠剤(7日分)
  • 慢性胃炎の消化器症状(腹部膨満感や胸やけ、嘔吐など)を改善する錠剤(7日分)

3回目は2回目とまったく同じ薬が処方されて経過観察1週間が追加されました。

ほんとうは診療3回目となる本日でラストになるかなと期待していたんですが、先生に「一日三食ちゃんと食べてるよね?」という質問に何気なく「だいたい一日一食ですよ」と不用意に答えたもんだから、「それが胃炎の原因じゃね?」ってことになってもう1週間薬を飲むハメになりました。トホホ。

先生いわく、人間の身体は朝昼晩と一日3回胃酸が分泌されるようにできていて、そのタイミングで食事を取らないから胃の粘膜が溶けて胃炎になるそうです。

食事といっても三食しっかり食べる必要はなくて、クラッカーなどもオッケーとのこと。

コールセンターで働いてるからランチの時間はいつも同じとはかぎらないし、時間のあるときやお腹が空いたら食べて、食事を抜くことも多い。マレーシアに来てからずいぶんと無頓着な食生活に成り果ててしまいました。胃酸の分泌サイクルまで考えたことなかった!

本日からはなるべく一日3回食べることを心がけ、薬が切れたあとの1週間で胃炎が再発しなければ治療完了。もし吐き気や嘔吐の症状が再発すればピロリ菌などの細菌検査の予定です。これがまたさらにお高いようで、できたら受けたくない。

胃炎を放置して胃潰瘍にでもなると完治するまでに時間がかかるようだし、もう嘔吐の刑はこりごりです。食生活の改善ミッション、本日スタートします。

次の診察は2週間後の予定。完治することを切に願う。

まとめ

初診から本日までの計3回分の診療代をまとめると次のとおりです。

  • 2022年3月8日(1回目)RM293.20
  • 2022年3月11日(2回目)RM224.50
  • 2022年3月16日(3回目)RM224.50

合計RM742.20(1リンギット=28円とすると、約20,781円)也。

ひばりクリニックは全額負担になるので家計へのダメージが大きい。一刻も早くカラダの調子を整えなければ、別の意味で胃が痛くなる。

お客様の心にばかり寄り添うのではなく、自分の身体の声を聴くのもおろそかにしてはいけないという教訓を得ました。

健康がいちばん安上がり。そして健康は日々の積み重ね。

心に刻みます。

次回の記事

【マレーシアの病院】治療は自分への先行投資!【胃炎で通院】